こんにちは。
世の中色々なことが起こりますね。
最近もひどい言葉を言われたことがあります。
ハラスメントも、やはり起こりますよね。
多様化するハラスメント
という話はとりあえず置いといて、私は先ほどインスタグラムを見ていました。
すると、マタハラ、スメハラ、そして最終的にエグ(エグジスタンス:存在)ハラなるものも見つけました。
もはや、ここまでくるとハラスメントを名乗ったホロコースト(?)というか…笑
とはいえもはやハラスメントが時流だからしょうがない
世の中は多様性や個性の方向へと向かっています。
それはある種、SNSが発達し、またデジタルの中ではグローバルとなった現代の宿命なのかもしれません。
価値は相対化され、「もはや自分個人の尺度しか頼るものがない」という、
(私自身の私論では)ちょっと悲しき事態なのかなと思います。
人が【自分】を意識するとき、やはり【他】とは敵対関係となります。
そしてハラスメントが量産されるのも、やはり流れなのだろうか、と。
とはいえ大量ハラスメント社会は、健全に機能するか?
しかし同時に、そんなになんでもかんでもハラスメントならば、
「その社会は大丈夫か?」ということになります。
極端な例ですが、仮に存在ハラスメントなるエグハラ(つまりは「もうあの人がいるだけで嫌だ」)が、
ハラスメント(つまりは集団内の規範を逸脱した侵害行為)になるのならば、それって、
「もうあなたは嫌われてるから消えてください」を容認することになります。
そんな社会あるいは会社は明らかにおかしいどころか、発展性もないでしょう。
人から嫌われる、疎まれる、そういう人がいないと物事をシビアに進めるのは難しいからです。
ハラスメントが足を引っ張らないように
もちろん明らかに誰が見てもおかしいパワハラやセクハラ、モラハラなどは集団にとってもマイナスです。
しかしどこまでをハラスメントとするのかは、非常に難しい問題になります。
あまりにも個人の感性・感情、思考などを保護しすぎた結果、集団としては機能しないということも起こり得ます。
ハラスメントに関する契約を結ぶ?
私は行政書士という立場で、(あまりそう思わないのですが)法律関係の人間です。
ですから、ハラスメントに関するこうした問題の解決策として契約書作成をおすすめします。
契約書というか誓約書というか
もちろん個人間が生活するために、約束をしようというもので何か特別な契約があるわけではありません。
見方によっては誓約書というかそんなものになるかもしれませんね。
とにもかくにも、
書面で「ここまでなら許すけど、ここまでは絶対守ってほしい」と明示し、相手と共有することです。
ハラスメントを後出しじゃんけんにしない
昨今の不同意性交の話にもつながるところがありますが、
「合意がない」として後々いわれるパターンがたくさんあります。
ハラスメントも、基本的には「本当は嫌だった、我慢していた」と後から言われるものでしょう。
ただ、そうやって後から言えるのならば、そういった後々の主張の数が多くなり、
「何がハラスメントになるのやら」と不安になりながら生活することにもなります。
お互いのために、まずは合意を客観的に明示できる形で取っておくと、
のちのちの生活が円滑になるかもしれません。
プライベートこそ、対ハラスメント契約を
個人の境界線があいまいになるのは、職場よりもむしろプライベートです。
友人関係もそうですが、特に家庭などは顕著になります。
家庭の本質は閉鎖的なコミュニティ
家庭はその根本から言って「よそ者排除、勝手に出られない」という閉鎖的な集団です。
ですから家庭内部のことは他人にはわかりませんし、
嫌だからといって、逃げることも難しいです。
DV、モラハラ、ネグレクト…
家庭にまつわる問題はたくさんありますが、それが家庭がいかに閉鎖的かを物語っているように思います。
家庭などのプライベートも合意形成してみては?
別に契約書を作ろうとまでは言いません。
(私は作りますが)
ただ、家庭などのプライベートな場でも、書面などで客観的に合意を示すようにした方がいいのかな、とは思います。
別にラインのノート機能を使ってもいいと思います。
ハラスメントにご注意を。プライベートこそ書面を作ろう
とにかく、プライベートこそ合意形成が大切になっていくでしょう。
めまぐるしく変わる価値観、個人主義の発達、そして情報通信の発達、様々なものがそれを加速させていきます。
やがてはメタバースなど、ある種「もはや他人とは、本当にいたいときしか関わらない」という世界が来るかもしれません。
しかし、それでも現実世界でお腹がすいたら、どこかで何かしら誰かと関わって食事をすることになります。
私が思うのは、ただひとつです。
「プライベートこそ、書面(契約書であれ合意書であれ)を作ろう」というそれだけのお話でした。
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